オーダー家具製作の様子 無垢材シェルフ
無垢材を使ったオーダー家具製作中です。
ホワイトアッシュを使用した収納シェルフ。
w1900×h1530 の割と大きいサイズです。
奥行が300mmあり、2枚の板材を板剥ぎし、1番目立たせたい天板のみ1枚板で製作していきます。
これは圧着しているところです。
圧着がおわり、材の目違いや反りの調整にオイル仕上げになりますので
オイルの吸い込みが均一になるよう全体に鉋をかけ、ペーパーで仕上げていきます。
ホワイトアッシュはその名のとおり白色です。
カラーオイルによって様々な雰囲気を演出しやすい、オイル仕上げにもってこいの材料といえると思います。
クリアで仕上げると、やさしい感じでさわやかな雰囲気にもなるので洗面室など清涼感を演出したいときや場所に合います。
ホワイトアッシュは日本材でいうタモが類似材とされています。
よく言われているのがバットの材料。
このホワイトアッシュですが、少々質感はざらついた感じがあります。
特徴としてこの材は広葉樹の環孔材という部類になり、環孔材の中では導管の大きさが大きいような感じがします。
逆にしっとりとした質感を持つ散孔材という部類では、カエデやウォールナット、チェリーなどが代表的な木材になります。
散孔材?環孔材?
なじみのない言葉ですよね。後日改めてブログでご説明しようと思います。