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大工道具の歴史を読んで

中部国際空港の什器設営工事を終え、一息付く間もなく今日は関空での什器設営工事に来ています。
中部国際空港には約1週間ほど滞在し、工事完了してまいりました!

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出張中に読んでいた

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この本で面白いところがあったので紹介します。

ノコギリが発達していなかった時代の木製材で木を挽きわく方法として斧やノミといった刃物を使い、薪割りのような要領で、製材していたようです。
そのために杉や檜といった真っ直ぐに伸びる針葉樹が盛んに使用されていたんですね。
曲がりくねった広葉樹や落葉樹では引き割りにくいですもんね。
そのために今は家具などにもよく使われている広葉樹等の木は雑木として見られていたんですね。
逆にヨーロッパ方面では広葉樹のナラ材が盛んに使用されていて、日本にとって雑木として扱わらていた材ですので、そんな材はナラではないと樫と呼んだという説もあるそうです。
歴史は面白いですね。 そして要領良く物事を行なうのは今も昔も本当に変わらないものですね。
まだ完読していないので続きが楽しみです。 また面白い記事を見つけたら紹介させてもらいます。